ペイジャー・デューティが大幅安 見通し下方修正で失望感強まる=米国株個別
ソフトウエア開発のペイジャー・デューティが大幅安。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、売上高が予想を下回った。ガイダンスも公表しており、通期の損益見通しを下方修正している。パンデミックによるテレワークの拡大で多くのクラウド企業に追い風が吹いた分、今回の見通しは失望感が大きかった模様。
同社は大手企業向けにウェブサイトやシステムのダウンをお知らせする機能の営業を試みているものの、顧客の多くは中小企業であり、パンデミックに伴う景気後退の影響を受けている。
同社のテラダCEOは声明で「異例の市場環境にもかかわらず、顧客からの引き合いは引き続き続く、戦略に自信があり、成長についても楽観的だ」と述べていた。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.04ドル(予想:-0.07ドル)
・売上高:5070万ドル(予想:5161万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):-0.10~-0.11ドル(予想:-0.08ドル)
・売上高:5200~5300万ドル(予想:5370万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):-0.27~-0.30ドル(従来:-0.25~-0.30ドル)
・売上高:2.06~2.11億ドル(従来:2.04~2.13億ドル)
(NY時間09:57)
ペイジャー・デューティ 25.13(-9.86 -28.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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