反落、IEAが需要見通しを下方修正=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=42.67(+1.06 +2.55%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.43ドル安。その他の限月は0.41~0.06ドル安。
国際エネルギー機関(IEA)が月報で需要見通しを下方修正したことが重しとなった。ただ、前日に石油輸出国機構(OPEC)も月報で需要見通しを引き下げており、反応は限定的。
米国で協議されている追加経済対策に進展がみられないことや、香港を巡る西側諸国と中国の対立も圧迫要因だが、前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で過剰在庫の取り崩しが始まりつつあることが示唆されており、下値は限定的だった。
時間外取引で9月限は前日終値を挟んで上下した。通常取引開始後は売りが優勢となり、42.09ドルまで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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