ドイツ経済は回復示唆も第2波のリスク再燃が反映の可能性も=NY為替
ユーロ円は序盤は売りが強まり124.30円近辺まで下落していたものの、その後は買い戻しもみられ、124.60円付近まで戻す展開が見られている。
ドイツの大半のリアルタイムの指標を見ると、経済は回復を示唆している一方、個別の指標をみると回復は停滞しており、感染第2波に対するリスクが再燃していることを反映している可能性があるとの指摘も出ている。
トラックの交通量はほぼ完全に回復し、7月最後の2週間はウイルス危機以前を3%下回る水準に留まった。食品を除く小売売上高もほぼ平時の水準に戻っており、7月最終週は平時を4%下回る水準。一方、公共機関の利用者数の回復基調はペースは6月末から顕著に鈍化しいるという。
EUR/JPY 124.70 USD/JPY 105.71 EUR/USD 1.1797
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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