アジア株 下落、コロナ再拡大への警戒感などから
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 25477.89(-294.23 -1.14%)
中国上海総合指数 3414.62(-28.67 -0.83%)
台湾加権指数 12209.01(-2.55 -0.02%)
韓国総合株価指数 2183.61(-2.45 -0.11%)
豪ASX200指数 5941.08(-36.44 -0.61%)
インドSENSEX30種 36121.64(-572.05 -1.56%)
14日のアジア株は下落。前日の米国株は利益確定の売りに押されてナスダックが大幅安。NYダウは新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で、カリフォルニア州でレストランなどを再度閉鎖するとの報道などを受けて、終盤に失速して上げ幅を大きく削った。アジア株でもナスダックの下げや新型コロナウイルスの感染再拡大の影響を警戒して、売りに押される市場が目立った。香港では夕方6時からの飲食店内での食事の禁止、ジムとバーなどは1週間の閉鎖が命じられた。こうした動きを受けて、香港株は売りに押されて急反落となった。
上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、通信機器メーカーの聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー)が売られた。
香港ハンセン指数は急反落。通信サービスのテンセント・ホールディングス、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)が売られた。
豪ASX200指数は反落。決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、エネルギー会社のAGLエナジー、求人ウェブサイトのシーク、自動車販売サイト運営のカーセールス・ドットコムが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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