ニコラが反発 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
電動トラックのニコラが反発。きのうまでの4日間で株価は40%急落しているが、きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を45ドルとしたことが材料視されている。同社はストーリー・ストック、いわゆる話題株の1つだが、向こう数週間のうちにポジティブな材料を発表する可能性に言及している。
材料として考えられるのは、OEMパートナーの追加や英国での水素ステーション配備計画、そして、米国での充電を必要としない次世代の燃料電池であるフューエルセルを搭載したトラックの実装計画の加速などが挙げられる。
このところの株価急変については、浮動株が少ないため、短期筋の投機の動きが大きく影響しているものと思われ、機関投資家は主に、同社のワラントに関心を集中させているという。
(NY時間10:23)
ニコラ 50.46(+10.23 +25.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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