ダウ平均は反落して始まる 第2波への警戒感が強まる=米国株序盤
NY株式15日(NY時間09:44)
ダウ平均 25014.90(-590.64 -2.35%)
ナスダック 9456.77(-132.04 -1.39%)
CME日経平均先物 21515(大証終比:+165 +0.77%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反落して始まっている。先週末は急落後の値ごろ感からの買い戻しが入っていたが、市場の感染第2波への警戒感が強まっている模様。
中国の北京では週末に100人近い感染が確認され、食品市場や周辺の居住区などが一部封鎖となった。中国の孫副首相は北京での感染第2波が広がるリスクは高いと指摘。また、米国の前FDA長官が、一部の米州で感染の進行が示されていると警告している。
ムニューシン米財務長官は感染第2波が確認されたとしても経済の再封鎖には消極的な姿勢を示していたが、専門家からは社会的距離がなければ、再度都市封鎖に追い込まれる可能性も指摘されている。
経済再開とその後の回復期待から市場は急速に買戻しを強めたが、ここに来て行方を冷静に見極めたい雰囲気も広がっており、ポジション調整の動きを強めている模様。
経済再開による恩恵への期待から買い戻しを強めていた航空や小売りを中心に戻り売りが広がっており、銀行やエネルギー、産業も下落。
IT・ハイテク株も利益確定売りに押されており、ナスダックも反落して始まっている。
アルファベット(C) 1392.39(-20.79 -1.47%)
フェイスブック 226.69(-1.89 -0.83%)
ネットフリックス 415.92(-2.15 -0.51%)
テスラ 921.10(-14.18 -1.52%)
アマゾン 2519.01(-26.01 -1.02%)
エヌビディア 353.23(-4.07 -1.14%)
ツイッター 33.64(+0.24 +0.72%)
ダウ採用銘柄
J&J 139.82(-2.33 -1.65%)
P&G 114.46(-1.16 -1.00%)
ダウ・インク 40.12(-1.11 -2.83%)
ボーイング 181.64(-7.87 -4.63%)
キャタピラー 118.75(-4.40 -3.62%)
レイセオン 63.85(-1.52 -2.42%)
ビザ 188.00(-4.26 -2.26%)
ナイキ 93.82(-2.61 -2.74%)
ウォルグリーン 40.09(-1.31 -3.22%)
3M 152.28(-2.59 -1.70%)
エクソンモビル 45.52(-1.65 -3.57%)
シェブロン 89.37(-3.02 -3.38%)
コカコーラ 44.97(-0.63 -1.38%)
ディズニー 113.18(-2.31 -2.05%)
マクドナルド 184.94(-4.23 -2.26%)
ウォルマート 117.57(-0.17 -0.14%)
ホームデポ 236.57(-5.88 -2.46%)
JPモルガン 96.93(-2.94 -3.02%)
トラベラーズ 109.86(-3.47 -3.14%)
ゴールドマン 196.28(-5.50 -2.83%)
アメックス 99.30(-2.38 -2.41%)
ユナイテッドヘルス 274.95(-10.20 -3.59%)
IBM 119.29(-2.62 -2.22%)
アップル 334.04(-4.76 -1.42%)
ベライゾン 55.51(-1.02 -1.81%)
マイクロソフト 185.59(-2.15 -1.15%)
インテル 58.95(-0.38 -0.64%)
ファイザー 32.91(-0.84 -2.52%)
メルク 74.63(-1.67 -2.16%)
シスコシステムズ 44.25(-0.82 -1.88%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。