ダウ平均は3日ぶり大幅反発 原油買い戻しや追加支援策への期待=米国株前半
NY株式22日(NY時間11:47)
ダウ平均 23460.10(+441.22 +1.92%)
ナスダック 8456.29(+193.06 +2.34%)
CME日経平均先物 19330(大証終比:+310 +1.61%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は3日ぶりに大幅反発。暴落した原油相場に買い戻しが見られており、株式市場も懸念を一服させている。きょうから中心限月となった6月限は一時16ドル台まで回復。また、きのう米上院が4840億ドルの小規模企業に対する追加支援を可決し、きょうは下院で投票され可決される見通し。トランプ大統領も署名する方針で、追加対策への期待も株式市場をサポートしているようだ。
一方、決算だが、先週の大手銀の決算は具体的なガイダンスは公表しなかったものの、深刻な見方を示し、市場にネガティブな雰囲気が広がっていた。今週はIT企業や半導体が発表を始めているが、IT企業は新型ウイルス感染による外出規制でユーザー数を伸ばしており、食品などの宅配業者も好調なようだ。
きのう引け後に、テキサス・インスツルメンツ(TI)の決算が伝わっていたが、新型ウイルス感染拡大によるサプライチェーンへの懸念で顧客が在庫を積み増し、予想以上に好調な決算を発表していた。TIは今後発表になる半導体企業の決算を占うとも見られている。しかし、4-6月以降についてはネガティブな見方を示していた。
きょうは幅広い銘柄に買いが入っており、エネルギー株も銀行株も買い戻されている。IT・ハイテクも堅調。一方、航空株は軟調な動きが見られている。
アルファベット(C) 1262.18(+45.84 +3.77%)
フェイスブック 182.32(+11.52 +6.74%)
ネットフリックス 423.64(-10.19 -2.35%)
テスラ 701.85(+15.13 +2.20%)
アマゾン 2358.11(+29.99 +1.29%)
エヌビディア 282.95(+13.44 +4.99%)
ツイッター 27.30(+1.55 +6.02%)
ダウ採用銘柄
J&J 154.55(+4.87 +3.25%)
P&G 119.45(-0.23 -0.19%)
ダウ・インク 31.15(+0.27 +0.87%)
ボーイング 138.70(+2.37 +1.74%)
キャタピラー 110.24(+0.39 +0.36%)
レイセオン 63.57(+0.92 +1.47%)
ビザ 164.82(+4.29 +2.67%)
ナイキ 88.15(+2.95 +3.46%)
ウォルグリーン 43.12(+0.43 +1.01%)
3M 142.63(+1.00 +0.71%)
エクソンモビル 42.26(+1.30 +3.17%)
シェブロン 83.97(+2.33 +2.85%)
コカコーラ 46.04(+0.66 +1.45%)
ディズニー 102.17(+1.63 +1.62%)
マクドナルド 184.55(+6.97 +3.92%)
ウォルマート 130.76(+1.55 +1.20%)
ホームデポ 202.86(+2.25 +1.12%)
JPモルガン 91.00(+1.95 +2.19%)
トラベラーズ 101.33(-0.45 -0.44%)
ゴールドマン 175.97(+2.16 +1.24%)
アメックス 82.81(+1.29 +1.58%)
ユナイテッドヘルス 281.03(+6.84 +2.49%)
IBM 118.64(+1.88 +1.61%)
アップル 273.80(+5.43 +2.02%)
ベライゾン 57.83(+1.01 +1.78%)
マイクロソフト 172.21(+4.39 +2.62%)
インテル 58.97(+2.61 +4.63%)
ファイザー 36.53(+0.91 +2.55%)
メルク 79.83(+1.27 +1.62%)
シスコシステムズ 41.54(+0.99 +2.44%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。