[3/16〜19]新型コロナで株価暴落…ついに底打ちか?
3月第2週は激動の1週間でした。
From: 中原良太
自宅のリビングより、、、
3月第2週は激動の1週間でした。
前週比ベースの、
主要指数の動きを見ると、
米国のNYダウは▲10.4%、
(週末に大きく反発したので被害は小さめ)
日本株の規模別に見てみると、
大型株指数は▲14.0%、
中型株指数は▲14.3%、
小型株指数は▲15.7%、
と、どれも大きく下がりました。
僕自身も大きく含み損を抱えており、
「理不尽な値動きだよなぁ」と思いつつ、
株価を眺めていました。
暴落するほど株は安全だし美味しい
こんだけ株価が下がると含み損が辛くて、
「株を売りたい」という衝動が出てくるものです。
ですが、
そもそも株式投資とは、
「財産として株を持つこと」に、
満足するものであって、
「いま売って、安く買い戻そう」と思っても、
むやみに投げ売りするのは合理的ではありません。
当たるかどうかも怪しいです。
ロクに価値を持たないボロ株はさておき、
ギッシリ価値の詰まった株式に限って言えば、
「株は下がれば下がるほど安全だし美味しい」
ことこそが株式投資の原則です。
だから今は、
「売り時」というよりは、
「買い時」といった方が、
ふさわしいでしょう。
現に、日本株はかなーり安い。
すでにリーマンショック時のメドである、
「PBR0.8倍」程度まで株価は下がってきました。
米国株がまだ高いのが気がかりですが、
そろそろ動きはじめて良い頃だと思います。
今回の株価暴落…ついに底打ちか?
先週末、NYダウが、
過去最大の上げ幅を記録しました。
長期目線で見ると、
「株価が上がる=高いから危ない」
と考えたほうが妥当でしょう。
とはいえ、
「じゃあ、いつ買えば良いんだ?」
という話になってくる訳ですが、
リーマンショック級の暴落やら、
世界恐慌級の暴落やら、
「最悪のシナリオ」を考えていては、
いつまで経っても株を買えません。
「危険を承知で株を買う」…となると、
僕としては、こんだけ株価が下がったので、
そろそろ株を買って良い頃と感じます。
あと1回くらい、
投げ売りされるのが理想なので、
僕はまだ買いません。
自分でも、
「もう一段の下落を待つのは欲張り過ぎ」
のように感じていますが(汗)
TOPIXは先週、
「1202.94」という、
安値を記録しました。
これは2016年6月に記録した最安値、
「1192.80」に迫るお買い得価格です。
ここ5年で一番のバーゲン価格が近いので、
「そろそろ欲張っても良い頃かな」
なんて感じていますw
株を買うタイミングとしては、
仮に月曜日の日本株が弱い場合は、
「火曜日の寄り付き」あたりが狙い目になりそう。
あるいは、
「週末に株を持ち越したくない」
という動きがまだ続くとしたら、
「木曜日の10時〜11時」
あたりが狙い目と見ています。
ただし、
米国株は依然として、
「リーマンショック前」の、
割高感がある水準でもあります。
なので、
「さらに株価が半分になる覚悟」
を持ったうえで買うべきでしょうが。
注意:買い過ぎないように!
…ということで、
ただし、
「今が底だ!」と決め打ちして、
株を買いすぎてしまうと痛い目に遭うかもしれません。
「相場のカネと凧の糸は出し切るな」
なんて相場格言もあります。
ほどほどに抑えつつ、欲張りたいところですね。
僕自身、着々と株を買う準備を進めています。
手元にある資産を改めて確認し、
「いくらまでなら買っても良いか?」と、
慎重に検討しているところです。
もともと、
我が家では激安な株しか買っていません。
相場が上がろうが下がろうがいずれ儲かると思うので、
正直、相場が下がるまでそう待つ必要はありませんでした。
とはいえ、
米国株が割高だったので、
かなり慎重になっていますw
僕は、NYダウが2万ドルを割り込む、
そこらのタイミングを狙います。
株を買い足して良い上限額は、
「手元資金の4〜6割まで」かなぁ…。
- 中原良太
執筆者 : 中原良太|株式会社テラス システムトレード開発者
IQ上位2%のメンサ会員。25歳の時、Yahoo!株価予想達人「ベストパフォーマー賞」「通年最高勝率者賞」を最年少受賞。予想累計成績は、2015年+480%、2016年+1024%、2017年+943%、2018年+501%。㈱テラスなどに寄稿