今夜の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜の注目材料は
東京市場のドル/円は、新型コロナウイルスの感染拡大懸念が拭えない中で日本株が冴えない動きとなったものの、109.80円台を中心に上下20銭にも満たない狭いレンジでもみ合いました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
2/14(金)
16:00 トルコ12月経常収支
16:00 独1月卸売物価指数
16:00☆独10-12月期GDP・速報値
19:00 雨宮日銀副総裁講演
19:00 ユーロ圏12月貿易収支
19:00 ユーロ圏10-12月期GDP・改定値
22:30 米1月輸入物価指数
22:30☆米1月小売売上高
23:15☆米1月鉱工業生産
23:15 米1月設備稼働率
24:00 米12月企業在庫
24:00☆米2月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
25:45 メスター米クリーブランド連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料
ドル/円は、新型コロナウイルスの感染拡大懸念がくすぶる中でも底堅く推移しています。円も強いのですがドルがユーロなどの主要通貨に対して強含んでいるためドル/円も下支えされていると考えられます。ドルの強さを測る上で、今夜は米1月小売売上高と米1月鉱工業生産の結果に注目です。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。