小反落、新型肺炎の感染拡大や米原油在庫の増加が重し=NY原油概況
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=53.33(-0.15 -0.28%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.15~0.11ドル安。その他の限月は0.14ドル安~0.04ドル高。
中国国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、石油需要を圧迫する見通しであることが重し。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が増加したことも売りを誘った。イエメンのイスラム教シーア派武装組織であるフーシ派がサウジアラビアの石油施設に攻撃を行ったと声明を発表し一時急伸したが、上値は抑えられた。
時間外取引で3月限は54.25ドルまで堅調に推移した後、伸び悩み。通常取引開始前には再び買いが強まり、54.37ドルまで高値を更新したものの、上げは続かずマイナス転換した。一時52.81ドルまで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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