今夜から明朝の注目材料は=外為どっとコム総研 神田卓也
今夜から明朝の注目材料は
東京市場のドル/円は、中東発のリスクオフ一服で日本株の上昇に連れて108.50円前後まで上昇しました。ただ、108円半ばの抵抗を上抜ける勢いはなく、やや伸び悩んでいます。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。
1/7(火)
16:30 スイス11月消費者物価指数
19:00 ユーロ圏11月小売売上高
19:00☆ユーロ圏12月消費者物価指数(HICP)・速報値
22:30 カナダ11月貿易収支
22:30 米11月貿易収支
24:00 カナダ12月Ivey購買部協会景気指数
24:00☆米12月ISM非製造業景況指数
24:00 米11月製造業新規受注
27:00 米3年債入札
-----☆英下院、EU離脱関連法案審議(9日まで)
1/8(水)
09:30 豪11月住宅建設許可件数
※☆は特に注目の材料
ドル/円は107円台の底堅さを確認して反発していますが、どこまで戻り余地があるのかを見る上でも米12月ISM非製造業景況指数の結果が注目されます。とはいえ、中東リスクは解消したわけではありません。イランの動向を気にしながらの動きとなりそうです。
執筆者 : 神田卓也|株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 証券株式会社を経て、1991年㈱メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年同社入社。