小反発、中国に対する関税発動見送り報道で=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=59.24(+0.22 +0.37%)
ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.22ドル高。その他の限月は0.14~0.42ドル高。
15日に米国が対中関税を強化する期日を控え、米WSJが「米中交渉担当者が12月予定の関税発動見送りを計画」と伝えたほか、ブルームバーグが「中国側は、関税引き下げ協議の中で、15日予定の関税の発動の見送りを想定している」と報道し、警戒感がやや和らいだ。先週、サウジアラビアやロシアを中心とした石油輸出国機構(OPEC)プラスが減産目標を拡大したことも引き続き支援要因。
時間外取引で1月限は売りが優勢。通常取引開始前にかけては58.52ドルまで軟化した。ただ、その後は買いが持ち直し、引け近くには59.52ドルまで上げた。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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