クラフト・ハインツが決算受け大幅高 経営反転の兆しを見出す=米国株個別
クラフト・ハインツが大幅高。7-9月期決算を発表しており、売上高は予想を下回ったものの、1株利益、EBITDAとも利益は予想を上回った。同社はガイダンスを公表しなかったが、10-12月期は概ね7-9月期と同様な業績が見込まれるとしている。同社はまた、12月13日の株主に対して1株0.40ドルの四半期配当を表明した。
パトリシオCEOは「7-9月期の決算は潜在能力を下回るものではるものの、継続的な改善を示しており、経営が改善し始めている」と述べたほか、「過去のパフォーマンスの根本的な原因の特定とその対処、および戦略的方向性の設定は順調に進んでいる」とも語った。
今回の決算を受けて市場は、低迷していた経営がここに来て転換し始めた可能性を見出している模様。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.69ドル(予想:0.53ドル)
・売上高:60.8億ドル(予想:61.2億ドル)
・EBITDA(調整後):14.7億ドル(予想:13.9億ドル)
(NY時間10:45)
クラフト・ハインツ 31.91(+3.41 +11.95%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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