広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ユーロ/米ドル、トレンド転換シグナルが出現!

達人の予想 

ユーロ/米ドル、足もとの注目ポイントとその見通しは?

ユーロ/米ドル・日足・複合チャート
ユーロ/米ドル・日足・複合チャート

【注目ポイント1】BB・±2σラインの「スクイーズ」
【注目ポイント2】SARの「売りサイン」転換
【注目ポイント3】ローソク足の「上昇バンドウォーク崩れ」
【見通し】上昇トレンドが一服し、「1.10290ドル」付近までの下押しも

ユーロ/米ドルは一旦下押しの時間帯か

ECB理事会が開催された24日、ローソク足形状が上影陰線※となったユーロ/米ドル。本日25日時点では、トレンド転換を示唆するメルクマールが一部出現しています。(※上影陰線:相場の勢いが衰えつつあることを暗示するローソク足形状のこと。=上ヒゲ陰線。)

別図チャートでは、1) 21日MA(移動平均線)が右肩上がりであること、2) 遅行スパンがローソク足の上方にあること、3) ローソク足の下方に青色の雲(=サポート帯、先行スパン)があること、そして、4) DMI(方向性指数)で+DI>-DIとなっていることから、ユーロ/米ドルの日足チャートにおける総体的なトレンドは依然「上向き」であることが視認できます。

その一方で、a) BB(ボリンジャーバンド)・±2σラインが21日MAに向かって収縮する「スクイーズ」となっていること、b) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の上方で点灯する「売りサイン」に転換していること、そして、c) ローソク足がBB・+1σライン(≒1.11090ドル、別図黄色矢印)を下回り、「上昇バンドウォーク崩れ」になりつつあることから、足もとでは、「上昇トレンド一服」→「一旦下押しフロー」の時間帯と捉えて良さそうです。

25日時点におけるユーロ/米ドルの下値メドは、約1ヵ月の市場参加者の平均コストを示す21日MA付近の「1.10290ドル」。当該レートは、直近高安を結ぶフィボナッチ・リトレースメントの50.0%ライン、いわゆる“半値押し”水準とほぼ同値となっていることから、ユーロ/米ドルの足もとにおける下値重要数値と捉えて良いでしょう。

以上を概括すると、これからの時間におけるユーロ/米ドルは、徐々に下値を試す相場展開となりそうです。

執筆者 津田隆光

執筆者 : 津田隆光|マネースクエア チーフストラテジスト

(株)マネースクエア チーフストラテジスト。テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、M2TV「マーケットView」やラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のマーケットスクエア」に出演中。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FXアプリ スマホランキング

ヒロセ通商 58

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 88
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
ヒロセ通商 のアプリ詳細

GMOクリック証券 56

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 91
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 14
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
GMOクリック証券 のアプリ詳細

外為どっとコム 54

ドル円スプレッド 0.2銭(原則固定・例外あり)
豪ドル円スワップ 83
最小取引単位 1,000通貨
テクニカルの種類 25
チャート画面で発注
自動利食い・損切り
外為どっとコム のアプリ詳細

▶︎ FXアプリをまとめて比較する

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます