豪雇用統計後に豪ドル上昇=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は今週の高値圏である108円後半でやや強含んでいるが、前日の値幅内で動意は限定的。
第1段階の米中通商合意に不透明感があるなかで、ムニューシン米財務長官は文書化にあたってまだやるべきことはあると述べ、次官級の電話協議が今週行われていることを明らかにしたが、来月の合意署名に向けて閣僚級協議が再び行われる予定は今のところないという。
ユーロ円は120円半ばまで上昇し、8月以来の高値を更新。英国の合意なき離脱懸念が後退するなかでポンド高が続いているが、ポンド円は139円半ばで上げ一服。豪雇用統計を好感し、豪ドル円は73円後半で堅調に推移。
日経平均は小幅続伸。前引けでは前営業日比31.05円高の2万2503.97円となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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