反落、トランプ米大統領が超タカ派のボルトン氏を解任=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=57.40(-0.45 -0.78%)
ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.45~0.44ドル安。その他の限月は0.43ドル安~0.11ドル高。
トランプ米大統領が超タカ派のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を解任したことで、イランに対する強硬的な外交方針が後退し、対話開始の可能性が高まった。米国はイラン核合意から離脱しイラン制裁を行っている一方で、イランは部分的に核合意を破棄し核開発を活発化させつつあるが、最近では両国に対話に前向きな兆候がみられる。
時間外取引で10月限は上げ幅を消す場面はあったが、底堅く推移。通常取引序盤には58.76ドルまで上昇し、7月31日以来の高値をつけた。ただ、売りに押されるとマイナス転換し、57.20ドルまで下落した。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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