続伸、サウジの新エネルギー相は協調減産継続を示唆=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=57.85(+1.33 +2.35%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が1.30~1.33ドル高。その他の限月は0.08~1.26ドル高。
サウジアラビアのエネルギー相に新たに就任したアブドルアジズ・ビン・サルマン王子が、協調減産の継続を示唆したことが相場を押し上げた。石油輸出国機構(OPEC)が中心となった減産はすべての関係者の意思があって存続するとの認識を示した。追加減産の必要については、「他のOPEC加盟国に先手を打つのは誤り」とし明言を避けた。
時間外取引から10月限は堅調に推移し、通常取引開始後は58.16ドルまで上値を伸ばした。期近つなぎ足では7月31日以来の高値を更新している。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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