パウエル講演を受け、ややドル買いの反応 ドル円は106.90円付近=NY為替速報
先ほどからパウエルFRB議長のスイスのチューリッヒでの講演が伝わっており、為替市場はややドル買いの反応を見せている。議長は「米経済は非常に良好で、FRBは景気後退を予想してない」と述べた。一方で「FOMCは適切に行動する」とも述べている。
市場は今月のFOMCで利下げを予想しているものの、0.5%の大幅利下げまではないとの見方がコンセンサスになっている。議長の講演はその予想を裏付ける発言内容とも取れる。
ドル円は106.90円付近まで上昇したものの、サプライズまではなく、107円台まで戻す動きまではまだ出ていない。
USD/JPY 106.88
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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