ファブリネットが大幅安 中国企業のサプライチェーンの脱米国化が懸念=米国株個別
光通信、自動車などの受託製造を手掛けるファブリネットが大幅安。4-6月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、7-9月期の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。
今回の決算を受けて複数のアナリストが目標株価を引き下げている。直接の顧客を通じたファーウェイへの売り上げが、中国企業のサプライチェーンの脱米国化の影響を受ける可能性があり、長期的な懸念として指摘されている。
ルメンタム、ネオフォトニクスが大口顧客だが、両社ともファーウェイが得意先となっている。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.00ドル(予想:0.94ドル)
・売上高:4.05億ドル(予想:3.99億ドル)
(7-9月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.80~0.84ドル(予想:0.96ドル)
・売上高:3.86~3.94億ドル(予想:4.07億ドル)
(NY時間11:20)
ファブリネット 47.58(-8.89 -15.74%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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