弱含みで持ち合い、20100-20400のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
弱含みで持ち合い
●15日のNY株式市場は反発。小売最大手のウォルマートの決算が好感されたほか、7月小売売上高が予想を上振れ、買いが先行した。昨日の大幅下落を受けた買い戻しも広がったものの、中国が米国による新たな追加関税への対抗措置を示唆したことで米中貿易摩擦への懸念も根強く、上値の重い展開となった。
終値 前日比 騰落率
ダウ工業株 25579.39 +99.97 +0.39
ナスダック 7766.62 -7.32 -0.09
S&P500 2847.60 +7.00 +0.25
●本日の日経平均は弱含みで持ち合い先行と読む。CME日経平均先物の終値は2万0310円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0405円と比べ95円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は2万0320円。
●日経平均株価のポイント
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2万0558円 5日線
2万0310円 CME日経平均先物
2万0405円 昨日終値
2万0110円 6日安値
●シカゴグローベックスNYダウ先物50ドル高(執筆時)。
●今週の主な予定
16(金)
○米 7月 住宅着工件数
○米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値
○米 前週分 CFTC建玉明細
国内・外資の大手金融機関で経験を積んだのち、『あすなろ投資顧問』に在籍。市場動向分析、市場心理分析、チャートだけでは語らない「大局的な視野」を持ち日々銘柄を分析。顧客に寄り添うアドバイスに定評があり、個人投資家の資産形成をサポートいたします。