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ドル円は108.70円近辺で推移 米GDPは見た目よりポジティブな印象=NY為替

為替 

 一連の経済指標を通過してドル円は108.70円近辺で推移している。朝方発表になった第2四半期の米GDPは予想を上回り、2%台の成長を堅持している。貿易問題の影響で民間設備投資が減少。第1四半期の3%成長に寄与した在庫投資に反動が出たほか、純輸出も減少した。ただ、第1四半期に落ち込んでいた個人消費は4.3%増と力強い回復を示している。全体的には前回よりも伸びは鈍化したものの、個人消費が力強さを維持しており、見た目よりもポジティブな印象。GDP発表後にドル円は108.80円近辺まで上昇したものの、109円を試す動きまでは出ていない。

 前日はECB理事会後のドラギ総裁の会見が、期待したほどハト派でなかったとの見方から、欧州債利回りが上昇し、連れて米国債利回りが上昇したことからドル円も上昇。前日のドラギ総裁の会見が来週のFOMCを連想させた面があったかもしれない。
 市場の一部では0.5%の大幅利下げへの期待をまだ持っている。その分、パウエルFRB議長の会見次第では失望感が出やすい状況ではある。きょうのGDPもそうだが、6月FOMC以降発表されている米経済指標は好調で、利下げに懐疑的な意見も聞かれる。FRBはあくまで予防的な利下げとしており、来週のFMCでの利下げは実施してくると思われるが、秋以降の積極利下げには慎重になってもおかしくはない。

 その場合はドル高の反応も想定されるが、ドル円に関しては、米株式市場の反応次第ではリスク回避の円買いのシナリオも捨てきれないところではある。

 ドル円は21日線を上放れる動きが見られており、黄色信号が点滅していたリバウンド相場の復活への期待も高まる動きとなっている。目先は109円ちょうど付近が上値抵抗として意識。

USD/JPY 108.71

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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