ドル円が米国債利回りと伴に108円台半ばまで上昇=NY為替
NY時間に入ってドル円の買いが強まっており、108円台半ばまで上げ幅を拡大している。ECB理事会後のドラギ総裁の発言を受けて、ドイツ国債の利回りが上昇に転じており、米国債利回りも追随していることがドル円を押し上げているようだ。
朝方発表の米耐久財受注が強い内容となったことで、来週のFOMCでの0.5%の大幅利下げ期待が更に後退していることもサポートしている模様。
ドル円は21日線を上放れる動きが見られており、黄色信号が点滅していたリバウンド相場復活への期待も抱かせる動きになっている。目先は109円ちょうど付近が上値抵抗として意識される。
USD/JPY 108.54
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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