続伸、イランが英国籍のタンカーを拿捕=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=56.22(+0.46 +0.82%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.46~0.59ドル高。その他の限月は0.30~0.47ドル高。
先週末にイラン革命防衛隊が報復として英国籍のタンカーを拿捕したことで、ホルムズ海峡からの供給下振れ懸念が強まっている。今月、米国からの要請を受けたとされる英海軍がジブラルタル沖でイランのタンカーを拿捕している。ペルシャ湾の入り口であるホルムズ海峡は日量2000万バレル近い石油が通過する中東の要所。
時間外取引で9月限は57.04ドルまで上昇したが、買い一巡後は失速。通常取引開始後は55.83ドルまで上げ幅を消す場面があった。ただ、マイナス転換することなく、引けにかけても買いが優勢だった。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。