米中首脳会談を好感しダウ平均は続伸 半導体の上げが先導=米国株序盤
NY株式1日(NY時間11:13)
ダウ平均 26753.74(+153.78 +0.58%)
ナスダック 8095.48(+89.23 +1.11%)
CME日経平均先物 21725(大証終比:-45 -0.21%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。週末に大阪G20の際に行われた米中首脳会談を好感しているほか、原油が60ドル台を一時回復したこともフォローとなっている。
米中は協議再開で合意し、トランプ大統領は追加関税の発動を見送った。内容自体は市場の予想通りではあったものの改めて好感している模様。ただ、最終合意に一歩近づいた印象はなく現状維持といったところで、相場の雰囲気が長続きするかは未知数との見方も出ている。
ダウ平均は寄り付き直後に290ドル高まで上昇したが、その後は戻り売りも出て伸び悩んでいる。
半導体の上昇が目立っており相場をサポート。先週はマイクロン・テクノロジーズがファーウェイとの取引を再開すると伝わっていたが、米中首脳会談でも米企業が、安全保障上問題のない製品についてはファーウェイと取引することを許可することで政府間で合意したことを好感している。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)も5月7日以来の水準に上昇。
なお、きょうはISM製造業景気指数が発表されており、51.7と予想を上回った。新規受注は低下したものの、生産と雇用が上昇したことがサポートした。ただ、指数は3ヵ月連続で低下しており、米中対立を受けた製造業のセンチメントの悪化は続いている。米株式市場の反応は限定的。
マイクロン 40.42(+1.83 +4.73%)
AMD 31.37(+1.00 +3.29%)
ウエスタンデジタル 49.23(+1.68 +3.54%)
アルファベット(C) 1096.89(+15.98 +1.48%)
フェイスブック 193.60(+0.60 +0.31%)
ネットフリックス 373.40(+6.08 +1.65%)
テスラ 228.57(+5.11 +2.29%)
アマゾン 1922.80(+29.17 +1.54%)
エヌビディア 168.40(+4.17 +2.54%)
ツイッター 35.73(+0.83 +2.39%)
ダウ採用銘柄
J&J 139.56(+0.28 +0.20%)
P&G 110.16(+0.51 +0.47%)
ダウ・インク 49.97(+0.66 +1.34%)
ボーイング 360.91(-3.10 -0.85%)
キャタピラー 136.11(-0.18 -0.13%)
ユナイテッド・テク 131.76(+1.56 +1.20%)
ビザ 173.32(-0.23 -0.13%)
ナイキ 85.65(+1.70 +2.02%)
ウォルグリーン 54.65(-0.02 -0.04%)
3M 174.54(+1.20 +0.69%)
エクソンモビル 77.25(+0.62 +0.81%)
シェブロン 125.58(+1.14 +0.92%)
コカコーラ 51.38(+0.46 +0.89%)
ディズニー 141.04(+1.40 +1.00%)
マクドナルド 207.25(-0.41 -0.20%)
ウォルマート 110.80(+0.31 +0.28%)
ホームデポ 210.38(+2.41 +1.16%)
JPモルガン 113.87(+2.07 +1.85%)
トラベラーズ 149.95(+0.43 +0.29%)
ゴールドマン 207.69(+3.09 +1.51%)
アメックス 125.01(+1.57 +1.27%)
ユナイテッドヘルス 241.28(-2.73 -1.12%)
IBM 140.18(+2.28 +1.65%)
アップル 202.73(+4.81 +2.43%)
ベライゾン 56.91(-0.23 -0.39%)
マイクロソフト 135.87(+1.91 +1.42%)
インテル 48.23(+0.36 +0.74%)
ファイザー 43.78(+0.46 +1.05%)
メルク 84.37(+0.52 +0.62%)
シスコシステムズ 54.55(-0.18 -0.33%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。