米小売売上高の好結果を受けて債券売りの動き=NY債券概況
NY債券市場で10年債利回りは朝方の2.05%台から一時2.11%に近いところまで上昇(債券価格の下落)する場面が見られた。米小売売上高の好結果を受けてリスク警戒の動きがやや後退したこと、早期の利下げ期待が若干ながら後退したことなどが背景に。
その後は若干利回りが低下しての揉み合い。2.08%前後で引けており、来週のFOMCを前に金利は低下傾向を示して週の取引を終えている。2年債は昨日終値水準よりも利回りが上昇するなど、小売売上高を受けての債券売りの影響が大きい。
イールドカーブはスティープ化がやや鈍化も目立った動きではない。
minkabuPRESS編集部山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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