小反落、米中の摩擦が重しも米国とイランの対立が下支えに=NY原油概況
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=62.99(-0.11 -0.17%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.11~0.08ドル安。その他の限月は0.05ドル安~0.20ドル高。
米国とイランの対立拡大が警戒されていることや、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした産油国が年後半も生産量を抑制する可能性があることが下値を支えている一方で、米中貿易摩擦の悪化による世界経済の減速と石油需要の下振れ懸念が上値を抑制した。
時間外取引で7月限は63.78ドルまで堅調に推移したが、通常取引序盤にかけて失速し、マイナス転換した。ただ、62.78ドルまで軟化する場面はあったが、下値は広がらなかった。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。