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【東京市場】トランプ発言で一時安値更新

見通し 

 9日のドル円はトランプ大統領による「中国がディールを破った」などの発言を受けて
今日明日の米中通商協議が難航しそうとの思惑が広がり、一時ドル売り円買いが優勢に。
ドル円は昨日の安値を一時割り込み109円83銭を付ける動きが見られた。
 その後はいったん110円台を回復も、午後に入っても株安などの動きが継続したこともあり
再び109円80銭台まで値を落とすなど、頭の重い展開に。
 
 中国上海総合、深セン総合が一時大幅安、中国人民元が6.79割れから6.81台までドル高元安になるなど、中国売りの動きも目立った。
もっとも、海外勢の本格参加を前に調整が少し調整が入っている。

 クロス円全般に頭の重い動き。リスク警戒の動きが継続。もっとも値幅はそれほど大きなものとなっていない。
 
 対中国関係から懸念の大きい豪ドルは若干頭の重い展開で対円だけでなく対ドルでも軟調。

minkabuPRESS編集部山岡和雅

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