東京株式(寄り付き)=大幅続落、米株急落でリスク回避の売り
8日の東京株式市場は大きく売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比295円安の2万1628円と大幅続落。
前日の米国株市場ではNYダウが470ドル強の下落、ナスダック総合指数も160ポイント近い下げをみせるなど波乱展開となり、東京市場でも買い手控え感が一段と高まっている。中国への制裁関税引き上げを表明したことで、米中摩擦懸念が再び強く意識されており、リスク回避の売りが加速している。外国為替市場でも1ドル=110円20銭前後まで円高が進行、これも輸出主力株中心に逆風材料となっている状況だ。ただ、日経平均は前日に300円を超える下げをみせているだけに売り一巡後は、突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いに下げ渋る可能性もある。
寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで特に目立つのは海運、鉄鋼、精密機器、非鉄、電気機器など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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