東京株式(前引け)=続落、米中摩擦懸念で軟調も後半下げ渋る
7日前引けの日経平均株価は前営業日比171円36銭安の2万2087円37銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億6079万株、売買代金概算は1兆6063億1000万円。値上がり銘柄数は962、対して値下がり銘柄数は1113、変わらずは65銘柄だった。
きょう前場の東京市場は、トランプ米大統領の対中国関税引き上げ表明を受け米中摩擦懸念が再燃しリスク回避の売りがかさむ展開となった。日経平均は一時300円近い下げで2万2000円台を割り込む場面があった。ただ、中国・上海株市場が底堅い動きをみせたこともあって、前場後半は押し目買いが入り下げ幅を縮小する展開となっている。売買代金は1兆6000億円台と大きく膨らんだ。
個別では村田製作所<6981>が大幅安、任天堂<7974>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>も安い。ファナック<6954>、コマツ<6301>も値を下げた。サンデンホールディングス<6444>、JVCケンウッド<6632>は急落した。半面、ソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで堅調、ソニー<6758>も活況高となった。エス・エム・エス<2175>が値を飛ばし、日本ライフライン<7575>、東邦チタニウム<5727>なども大幅高。マクセルホールディングス<6810>も物色人気。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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