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東京株式(前引け)=米株高受け切り返す、任天堂とその周辺株が高い

株式 

 19日前引けの日経平均株価は前営業日比133円29銭高の2万2223円41銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億8182万株、売買代金概算は1兆971億6000万円。値上がり銘柄数は1249、対して値下がり銘柄数は784、変わらずは108銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米株高などを受けて主力株中心に業種を問わず広範囲に買いが優勢となった。任天堂が大商いのなかで値を飛ばし、その関連株も軒並み人気化するなど全体地合いを牽引した。ただ、陸運や電力ガスなど内需株に軟調な銘柄も目立ち、値上がり銘柄数は全体の6割弱にとどまった。なお、今晩の米国株市場や欧州株市場が休場ということもあって、海外投資家などの参戦が限られ売買代金は盛り上がりにくいが、それでも前場は1兆円を上回った。

 個別では任天堂<7974>が群を抜く売買代金をこなし急騰。ファーストリテイリング<9983>の上値追いも続いている。キーエンス<6861>が高く、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連も買われた。メガチップス<6875>、ホシデン<6804>も大幅高。アイシン精機<7259>も物色人気に。半面、トヨタ自動車<7203>が冴えず、SMC<6273>も軟調。セブン&アイ・ホールディングス<3382>も安い。ヤマトホールディングス<9064>が急落、LIXILグループ<5938>も値を下げた。

出所:minkabuPRESS 株式情報

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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