反発、供給ひっ迫懸念が根強い=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=64.05(+0.65 +1.03%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.0.63~0.65ドル高。その他の限月は0.06ドル安~0.59ドル高。
リビアで内戦が続いていることや、イランやベネズエラの減産見通しが相場を下支えした。石油輸出国機構(OPEC)を中心とした協調減産はサウジアラビアとロシアで主張が食い違っており、年後半の減産の是非について調整が難航しているもようだが、少なくとも6月までは日量120万バレルの減産が続くことも支援要因。
時間外取引で5月限は売り買いが交錯。通常取引に入ると62.99ドルまで売りに押されたが、下値は広がらず。引けにかけては64.17ドルまで買いが優勢となった。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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