ダウ平均は小反落 前日に引き続きボーイングの下げがダウを圧迫 ナスダックは上昇=米国株序盤
NY株式12日(NY時間10:00)
ダウ平均 25603.95(-46.93 -0.18%)
ナスダック 7578.14(+20.07 +0.27%)
CME日経平均先物 21290(大証終比:-40 -0.19%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に反落して始まっている。前日に引き続きボーイングの下げがダウ平均を圧迫している。ボーイングだけでダウ平均を90ポイント押し下げている格好。ただ、ユナイテッド・ヘルスやアップルなどがサポートしている状況。ナスダックなど他の株価指数は上昇して始まっている。
ボーイングについては、きのうの中国やインドネシアに引き続き、英国もボーイング737MAXの運航停止を命令した。EU航空当局もそれに追随する意向も伝わっている。
朝方に2月の米消費者物価指数(CPI)が発表になっていたが、食品・エネルギーを除いたコア指数は前年比2.1%と予想を下回っていた。サービス業のインフレは既に3%近く上昇しているものの、製造業のインフレは落ち着いている。賃金上昇の傾向は見られるものの、CPIにはまだ波及していないようだ。FRBは“辛抱強く”との文言を使用し利上げに慎重なアプローチを強調しているが、きょうのCPIからするとなお、その許容範囲内ではある。株式市場にとってはフォロー。
エネルギーや銀行、ハイテク株が上昇している一方、産業株はまちまち。
きょうはこのあと英下院でのメイ首相とEUの合意案に対する投票が実施され注目材料となる。
アルファベット(C) 1192.48(+16.72 +1.42%)
フェイスブック 172.52(+0.45 +0.26%)
ネットフリックス 357.58(-1.28 -0.36%)
テスラ 287.07(-3.85 -1.32%)
アマゾン 1679.39(+8.77 +0.52%)
エヌビディア 161.85(+0.71 +0.44%)
ツイッター 31.07(+0.20 +0.65%)
ダウ採用銘柄
J&J 139.03(+0.47 +0.34%)
P&G 100.19(+0.61 +0.61%)
ダウ・デュポン 56.27(+0.69 +1.26%)
ボーイング 383.01(-17.00 -4.02%)
キャタピラー 132.25(-0.86 -0.65%)
ユナイテッド 125.80(-0.22 -0.17%)
ビザ 151.33(+0.66 +0.45%)
ナイキ 85.76(-0.06 -0.07%)
ウォルグリーン 61.04(+0.36 +0.60%)
3M 207.64(+0.54 +0.27%)
エクソンモビル 79.95(+0.17 +0.22%)
シェブロン 123.44(-0.18 -0.15%)
コカコーラ 46.17(-0.01 -0.02%)
ディズニー 114.56(-0.19 -0.17%)
マクドナルド 181.06(-0.02 -0.01%)
ウォルマート 98.53(+0.05 +0.05%)
ホームデポ 182.84(+0.40 +0.22%)
JPモルガン 104.54(+0.19 +0.18%)
トラベラーズ 132.18(+0.31 +0.24%)
ゴールドマン 196.41(+0.44 +0.22%)
アメックス 110.54(+0.98 +0.91%)
ユナイテッドヘルス 245.97(+2.82 +1.19%)
IBM 138.45(+0.74 +0.55%)
アップル 180.87(+1.97 +1.14%)
ベライゾン 57.82(+0.24 +0.42%)
マイクロソフト 113.04(+0.21 +0.19%)
インテル 53.43(+0.08 +0.15%)
ファイザー 41.52(+0.02 +0.05%)
メルク 80.90(+0.03 +0.04%)
シスコシステムズ 51.87(-0.05 -0.10%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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