東京株式(寄り付き)=続伸、米中貿易協議への進展期待でリスク選好
週明け4日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比210円高の2万1812円と続伸。
米中貿易協議の進展への期待から前週末のリスク選好ムードが継続している。前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに上昇、米中首脳会談が早ければ今月半ばに開催される可能性が伝わったことや、米国側が対中制裁措置の多くを排除することを検討しているという報道もあり、投資家心理が強気に傾いている。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、主力株をはじめ広範囲に買いが先行している。一方、2月の米ISM製造業景況感指数が市場予想を下回り2年3カ月ぶりの低水準となるなど、米景気に対する楽観的な見方がやや後退していることで、目先筋の利益確定の売りに買い一巡後は上値が重くなる可能性もある。
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面高で、値上がり上位に鉱業、電気機器、石油、精密機器、証券など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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