スターバックスが決算好感し上昇 中国市場には懸念も=米国株個別
スターバックスが上昇。前日引け後に10-12月期決算を発表しており、既存店売上高が予想を上回ったことが好感されている。米国やアジアでの既存店売上高が予想以上だった。
ただ、同社が力を入れている中国市場には不安もあるようだ。年間600店のペースで新規出店を行っており現在は、約3700店舗に達している。ただ、その中国での既存店売上高は1%の伸びに留まった。昨年夏の減少よりは良かったものの、数四半期前の8%の伸びに比べれば見劣りする。販売件数は2%減少していたことから、来店客数ではなく、値上げが売り上げを僅かに伸ばしたようだ。
(10-12月・第1四半期)
・既存店売上高:4%増(予想:3%増)
米国:4%増(予想:3.3%増)
中国・アジア太平洋:3%増(予想:1.5%増)
欧州・中東:1%減(予想:2%増)
・1株利益(調整後):0.75ドル(予想:0.65ドル)
・売上高:66億ドル(予想:64.9億ドル)
・営業利益率(調整後):17.4%
(NY時間10:18)
スターバックス 66.96(+2.22 +3.42%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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