インテルが下落 データセンターからの需要減が圧迫=ダウ採用銘柄
インテルが下落。前日引け後に10-12月決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。1-3月期や通期の見通しも市場予想に届かなかった。同社のスワンCFOは、大手IT企業など大口顧客のデータセンター投資が減速しており、顧客は在庫調整から発注を減らしているという。世界経済は減速しつつあり、中国需要の軟化も影響したとしている。
なお、四半期配当の増配を発表。従来の1株0.30ドルから0.315ドルに5%引き上げた。
今回の決算を受けてアナリストからも投資判断引き下げが相次いでいる。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:186.6億ドル(予想:190.1億ドル)
・粗利益率:61.7%(予想:62.1%)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.87ドル(予想:1.02ドル)
・売上高:160億ドル(予想:173.4億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.60ドル(予想:4.51ドル)
・売上高:715億ドル(予想:730億ドル)
(NY時間09:41)
インテル 46.12(-3.64 -7.32%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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