米国金利上昇を警戒 21700-22000円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆
●本格反騰の条件は22539円の奪回、1/23の24129円高値と2/14の20950円安値半値水準。
●本日の日経平均は米国金利上昇を受けて警戒感が台頭、手掛かり材料難から軟調と読む。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)終値は2万170円。CME日経平均先物の終値は2万1855円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1970円と比べ115円安い水準。
●日経平均株価と上下の節目
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2万2152円 2月19日高値
2万2000円 26週線
☆2万1970円 昨日終値
2万1855円 CME日経平均先物
2万1846円 5日線
2万1551円 一目転換線
●日経平均の日足チャートでは、25日線が75日線を下抜き、「デッドクロス」となっています。
●2月16日現在の裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計)は前週比1689億円減の1兆5709億円。裁定残の減少は6週連続で、昨年9月8日時点(1兆3742億円)以来の水準にまで縮小。
●2月16日申し込み時点での信用評価損益率はマイナス9.9%と、相場反発を受けて3週ぶりに改善。
●本日の予定
15:00 投資部門別株式売買動向
●春節明けの中国・上海市場は本日から取引再開で急落に注意が必要。
●今週の予定
22日(木)
独Ifo景況感指数(2月)
NY連銀総裁、講演
アトランタ連銀総裁、講演
23日(金)
日本消費者物価指数(1月)
サンフランシスコ連銀総裁、講演
※予定は変更することがあります