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米国金利上昇を警戒 21700-22000円のレンジ◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

達人の予想 

●21日のNY株式市場は続落。FOMC議事要旨発表後の金利上昇を嫌気して下落。朝方発表の1月の米中古住宅販売件数は前月から増加するとの予想に反して3.2%の減少となり、在庫不足による価格上昇が販売減につながっており、供給が需要に追い付かない状態。金融情報サービスのIHSマークイットが発表した1月の米製造業買担当者景気指数(PMI)速報値は55.9と、市場予想を上回り14年10月以来の高水準を記録しました。ダウは前日比で100ドル前後高い水準で推移した後、FOMC議事要旨で議長が交代しても利上げペースに変更はないとの見方が強まるとダウの上げ幅は一時300ドルを超えましたが、FOMC参加者の多くが物価や景気の先行きに自信を深めており、米債券市場は価格下落(金利上昇)で反応、金利上昇を見て株は失速し、ダウは日中の高値から約1時間半で約470ドル下げ、マイナスに転じた。

●本格反騰の条件は22539円の奪回、1/23の24129円高値と2/14の20950円安値半値水準。

●本日の日経平均は米国金利上昇を受けて警戒感が台頭、手掛かり材料難から軟調と読む。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)終値は2万170円。CME日経平均先物の終値は2万1855円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万1970円と比べ115円安い水準。

●日経平均株価と上下の節目
 ────────────
 2万2152円 2月19日高値
 2万2000円 26週線
☆2万1970円 昨日終値
 2万1855円 CME日経平均先物
 2万1846円 5日線
 2万1551円 一目転換線

●日経平均の日足チャートでは、25日線が75日線を下抜き、「デッドクロス」となっています。

●2月16日現在の裁定取引に伴う現物株の買い残(期近・期先合計)は前週比1689億円減の1兆5709億円。裁定残の減少は6週連続で、昨年9月8日時点(1兆3742億円)以来の水準にまで縮小。

●2月16日申し込み時点での信用評価損益率はマイナス9.9%と、相場反発を受けて3週ぶりに改善。

●本日の予定

15:00 投資部門別株式売買動向

●春節明けの中国・上海市場は本日から取引再開で急落に注意が必要。

●今週の予定

22日(木)
 独Ifo景況感指数(2月)
 NY連銀総裁、講演
 アトランタ連銀総裁、講演

23日(金)
 日本消費者物価指数(1月)
 サンフランシスコ連銀総裁、講演

※予定は変更することがあります

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