【これからの見通し】きょうはドル高と円安の動き、この後の海外市場での継続性はどうか
【これからの見通し】きょうはドル高と円安の動き、この後の海外市場での継続性はどうか
今日の東京・アジア市場では、ドル高・円安の流れが支配している。アジア時間で日銀の連続利上げ観測が後退したことで円が売られ、ドル円158円台前半、ユーロ円179円台乗せ、ポンド円209円台後半などで、欧州時間へと引き継がれている。アジア株高がリスク選好の円売りを補強している。
ドル高の面では、中東情勢に影響されているようだ。NY原油先物は88ドル台で下げ止まり、89ドル台へと小反発している。米イラン協議の難航が原油の下値を支え、金は米金利上昇で上値を抑えられつつも安全資産需要は根強い。
この後の海外市場でも、このドル高と円安の動きが継続するのかどうかを確認することとなる。
欧州ではスイスCPIやユーロ圏・英国の製造業PMI確報値が相次ぐ。製造業に関するセンチメントに速報値からの変化が大きければ、ECB・英中銀の利上げ姿勢にも影響を与えそうだ。要人発言が連続する時間帯ではタカ派・ハト派の見解が交錯し、クロス円のボラティリティが高まりやすい。
NY時間では、明日の米雇用統計発表が待たれるなかで、米労働市場の底堅さやISM製造業指数の改善が、FRBのタカ派姿勢を裏付ける材料となる可能性がある。一連の米金融当局者発言も加わり、米債利回りが再び上昇するのかどうかがカギとなろう。
この後の海外市場で発表される経済指標は、スイス・フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国などの製造業PMI確報値(9月)、ユーロ圏雇用統計(8月)、米チャレンジャー人員削減数(9月)、米新規失業保険申請件数(09/20 - 09/26)、米ISM製造業景気指数(9月)、米建設支出(8月)などが予定されている。
発言イベント関連では、ベイリー英中銀総裁、チポローネECB理事、マクルーフ・アイルランド中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、マン英中銀委員、ラガルドECB総裁、スレイペン・オランダ中銀総裁、ピル英中銀チーフエコノミスト、シュレーゲル・スイス中銀総裁、シュナーベルECB理事、など英欧金融当局者の講演やイベント参加が目白押しとなる。
NY時間に入ると、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁のインタビュー、リッチモンド連銀総裁、ボストン連銀総裁、カンザスシティ連銀総裁などによる討論会、ウォラーFRB理事がFED経済データについて講演、ジェファーソンFRB副議長が経済および金融政策について講演、ボウマンFRB副議長が金融規制について講演、ロジャース加中銀上級副総裁が住宅市場について講演、クックFRB理事とウィリアムズNY連銀総裁の討論会出席などが予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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