日銀主な意見をきっかけに円売り強まる=東京為替概況
日銀主な意見をきっかけに円売り強まる=東京為替概況
朝に発表された日銀金融政策決定会合の主な意見(9月17日、18日開催分)を受けて円売りが広がった。主な意見では「経済・物価・金融情勢に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことが適当である」などの追加利上げ示唆が見られたが、9月2日に高田委員が述べた大幅利上げや連続利上げにつながるような姿勢は見られず、市場には想定内と受け止められた。また、内閣府からの意見として「今回の決定につき説明責任を果たすとともに、既往の利上げが累積的に与える影響について十分点検していただきたい。」「中立金利も踏まえて検討していく必要があるのではないかと考えている。」と日銀のタカ派姿勢にくぎを刺すような発言が見られ、早期追加利上げに対する市場の警戒感を後退させた。内閣府からは17日に堤政策統括官(経済財政運営担当)、18日に城内経済財政相が出席しており、決定後とみられる意見などは城内氏によるものと推測されている。
ドル円は朝の157.30円台から午前中に158.20円台まで上昇。その後158.00円台が底堅くなり、午後に158.40円まで上値を伸ばした。
クロス円も円売りが進行。ユーロ円は178.30円台から午前中に179.20円台まで上昇し、午後に179.31円まで上昇した。ポンド円は208.70円台から午前中に209.80円台まで上昇し、午後に209.87円と午前の高値を超えるところまで上値を伸ばした。
ユーロドルはドル円でのドル買い円売りもあってドル高が優勢。朝の1.1337ドルから午後に1.1309ドルを付けた。ポンドドルは朝の1.3273ドルから1.3245ドルまで下落している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。