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【これからの見通し】介入後のドル円相場動向、植田日銀総裁会見でムード決定か

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【これからの見通し】介入後のドル円相場動向、植田日銀総裁会見でムード決定か

 昨日の海外市場で、ドル円相場は163円台から157円台まで一時急落した。市場では、米金融当局の為替レートチェックとともに実弾介入5兆円程度の実施が観測されている。4月末に続いて再び介入実施となった。背景には根強い円安圧力がある。絶対的な日米金利格差が円キャリー取引を支えている。FOMCと日銀との政策スタンスの差は小さく、金利差縮小の見通しは立たない。加えて、日本政府の積極財政や消費減税が財政健全性に対する不透明感につながっている。これも円安材料として強力だ。

 本日の東京市場で、ドル円相場は160円台後半へと買い戻されている。昨日の取引レンジ157.98-163.74の50%戻しが「160.86レベル」となる。大荒れ相場の際の戻り目標として重要なポイントだ。本日この後の一連の値動きのあと、この水準の上下どちらに落ち着くのかを確認したい。

 まずは、このあと日本時間午後3時30分から始まる植田日銀総裁会見での利上げ姿勢の強弱と、ドル円相場の反応をチェックしておこう。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツ雇用統計(7月)、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・概算値速報)(7月)、南ア貿易収支(6月)、カナダ実質GDP(5月)、米雇用コスト指数(2026年 第2四半期)、米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(7月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(7月)など。

 発言イベント関連では、植田日銀総裁会見のほかに、日銀国債買い入れ日程(8月)、ピル英中銀チーフエコノミストの金融政策説明などが予定されている。米主要企業決算は、アッヴィ、シェブロン、エクソンモービルなどが発表される。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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