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ダウ平均は上昇 最高値更新の中、本日は一服感も=米国株概況

株式 

NY株式16日(NY時間16:22)(日本時間05:22)
ダウ平均   48578.72(+115.00 +0.24%)
S&P500    7041.28(+18.33 +0.26%)
ナスダック   24102.70(+86.68 +0.36%)
CME日経平均先物 59345(大証終比:-245 -0.41%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は上昇。S&P500とナスダックがともに最高値を更新する中、本日は上げ一服感が出ていたが、米株式市場には再びポジティブな雰囲気が広がっている。

 米・イランの合意への期待が背景だが、トランプ大統領は、紛争が「終結に非常に近い」と発言し、「イランが合意を強く望んでいる」と述べた。第2回目の協議が検討されていることも明らかになっており、市場のセンチメント改善につながっている。

 ただ、米国はイラン合意に6カ月必要との見解が湾岸アラブ諸国および欧州の一部指導者から出ていた。その期間をカバーする形で停戦を延長すべきだと考えているという。

 S&P500は今週、イラン紛争後の下落分をすべて取り戻している。ストラテジストは「センチメントやバリュエーションは2月末の水準に戻った」と指摘。ただ、さらなる上昇にはIT・ハイテク株だけではなく、他のセクターへの広がりが必要と分析。一方、「いまは飛び乗るタイミングではない」とし、上昇の持続性には慎重な見方も示している。

 今後の注目点は通常通りに、決算と経済指標ということになりそうだ。今週は米大手銀の決算が伝わっていたが、底堅い内容ではあったものの、物足りなさもあったようで、ネガティブな反応も見られていた。来週から発表が本格化し、IT・ハイテクも一部始まる。米株式市場は最高値圏にあるものの、決算を受けて相場がどちらに向かうのか、第2四半期を占う上での重要な試金石となりそうだ。

 ペプシコ<PEP>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。値下げにより、ドリトスやレイズなどスナック菓子の販売数量が改善したことが寄与した。

 診断機器のクイデルオーソ<QDEL>が大幅安。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)の暫定決算を公表し、弱い見通しを示した。

 化学のPPGインダストリーズ<PPG>が上昇。前日引け後に1-3月期(第1四半期)の暫定決算を公表し、1株利益の見通しが予想を上回った。

 オラクル<ORCL>が5日続伸。アマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)とマルチクラウド連携強化の発表を好感している。

 テレヘルス(遠隔医療)のヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が4日続伸。ペプチド注射薬を推進しているケネディ保健福祉長官が、FDAが12種類のペプチドを制限カテゴリー2から除外する方向で検討していると発言した。

 金融サービスのチャールズ・シュワブ<SCHW>が決算を受け下落。1株利益は予想を上回ったものの、経常収益が予想に若干届かなかった。

 通信機器のシエナ<CIEN>が上昇。アナリスト評価が一段と強気に傾いており、2名のアナリストが目標株価を550ドルに引き上げた。ウォール街では最高水準。

 防衛のボイジャー・テクノロジーズ<VOYG>が上昇。NASAとの契約を発表。同社はNASAと、国際宇宙ステーション(ISS)向け第7回民間宇宙飛行ミッションの契約を締結した。

 外来画像診断センター運営のラドネット<RDNT>が上昇。アナリストがポジティブな分析を示した。同社のAIによる画像診断「AIリーズ」での課金が実現すれば、さらなる上昇余地があると指摘している。

 特殊車両を手掛けるポラリス<PII>が大幅高。関税政策の変更が通期ガイダンスに大きな影響を与えないとの見解を示したことが好感されている。

 医療機器のアボット・ラボラトリーズ<ABT>が決算を受け下落。通期の1株利益の見通しを下方修正したほか、第2四半期の1株利益の見通しが予想を下回った。

ペプシコ<PEP> 158.38(+3.53 +2.28%)
クイデルオーソ<QDEL> 12.69(-4.81 -27.47%)
PPG<PPG> 112.16(+4.44 +4.12%)
ヒムズ&ハーズ<HIMS> 26.99(+2.70 +11.12%)
オラクル<ORCL> 178.34(+8.53 +5.02%)
チャールズ・シュワブ<SCHW> 92.62(-7.65 -7.63%)
シエナ<CIEN> 495.17(+19.41 +4.08%)
ボイジャー<VOYG> 32.54(+2.63 +8.79%)
ラドネット<RDNT> 60.09(+1.87 +3.21%)
ポラリス<PII> 53.02(+5.14 +10.74%)
アボット・ラボ<ABT> 95.47(-6.09 -6.00%)

アップル<AAPL> 263.40(-3.03 -1.14%)
マイクロソフト<MSFT> 420.26(+9.04 +2.20%)
アマゾン<AMZN> 249.70(+1.20 +0.48%)
アルファベットC<GOOG> 332.77(-1.70 -0.51%)
アルファベットA<GOOGL> 336.02(-1.10 -0.33%)
テスラ<TSLA> 388.90(-3.05 -0.78%)
メタ<META> 676.87(+5.29 +0.79%)
エヌビディア<NVDA> 198.35(-0.52 -0.26%)
AMD<AMD> 278.26(+20.14 +7.80%)
イーライリリー<LLY> 903.99(-1.04 -0.11%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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