反発、IEAは過去最大規模を放出も供給不足は変わらず=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=87.25(+3.80 +4.55%)
国際エネルギー機関(IEA)は、加盟国が過去最大の4億バレルの石油備蓄放出で合意したと発表したが、供給不足見通しに変わりはなく押し目買いが優勢となった。サウジアラビアが東西パイプラインで紅海のヤンブーから原油輸出を拡大させて日量200万バレル規模を供給し、アラブ首長国連邦(UAE)が石油基地フジャイラからの輸出規模を引き上げ、イランも中国への供給を続けているものの、原油と石油製品合わせて日量2000万バレル規模を輸出していたホルムズ海峡を代替するには程遠い。ホルムズ海峡の通過を試みた船舶への攻撃が続いていることも買い手掛かり。ロイター通信の調査によると、イラン戦争が始まってから合計で14隻が攻撃を受けた。
時間外取引でニューヨーク原油4月限は値動きが荒く、上昇して始まった後に81.79ドルまで軟化したが、切り返すと88.99ドルまで上げた。通常取引開始後は一時マイナス転換したものの、押し目買い意欲が根強く、時間外取引の高値圏で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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