続伸、ウクライナ和平をけん制する電話会談が発覚=NY原油概況
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=59.67(+0.72 +1.22%)
ニューヨーク原油の2026年1月限は続伸。米国主導が主導するウクライナ和平合意の不透明感が相場を支えた。漏洩した電話会談の内容によると、メルツ独首相がウクライナのゼレンスキー大統領に対して、「この数日間はかなり慎重になる必要がある」、「米国は欧州やウクライナを弄んでいる」と警告したほか、マクロン仏首相は「米国がウクライナを裏切る可能性がある」と述べた。独デア・シュピーゲル紙が報道した。
時間外取引で1月限は堅調に推移した後、通常取引序盤にかけて失速。一時58.81ドルまでマイナス転換した。ただ、マイナス圏での推移は続かず買いが持ち直すと、60.02ドルまで上げた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。