東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株高は安心材料に
1日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比64円高の5万0318円と続伸。
前週末の欧州株市場は高安まちまちながら、ドイツやフランスなど主要国の株価は堅調な推移をみせたほか、感謝祭の祝日明けとなった米国株市場では短縮取引ながらNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに5営業日続伸と上値指向を維持しており、東京市場にも安心材料となっている。前週末11月28日のブラックフライデーを境に年末商戦がスタートした米国では出足好調が観測され、12月FOMCでの利下げ思惑が高まる一方で、個人消費の強さも相場を下支えしている。また、前週末はエヌビディア<NVDA>が安かったものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX)がダウ、ナスダック指数と同様に5日続伸し7000大台を回復しており、これが東京市場でも半導体セクターへの追い風となる可能性がある。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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