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ダウ平均は反発 今週のインフレ指標に注目=米国株概況

株式 

NY株式8日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均   45514.95(+114.09 +0.25%)
S&P500    6495.15(+13.65 +0.21%)
ナスダック   21798.70(+98.31 +0.45%)
CME日経平均先物 43875(大証終比:+215 +0.49%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。一方、ナスダックもプラス圏での推移が続いた。市場はFRBの9月FOMCを前に今週発表のインフレ指標に注目している。先週金曜日の米雇用統計の弱さを受けて、利下げ期待が高まった一方、同時に景気減速への懸念も高まり、米株式市場は下落していた。スタグフレーションへの懸念も高まってはいるものの市場の雰囲気はまだ楽観的。

 短期金融市場では年内3回の利下げ確率を80%程度まで高めている。今月の利下げは完全に織り込まれており、焦点は0.50%ポイントの大幅利下げがの有無に移っている。大幅利下げの可能性は現時点で10%程度。

 大幅利下げに至るには、今週のインフレ指標がかなり弱い必要があるとの指摘も出ている。ただ、高めの予想が多く、「企業は関税導入前に大量に積み上げた在庫をほぼ使い切っており、関税負担に対して脆弱な状態となっている。そのため消費者への価格転嫁が起きやすい状況にある」との指摘も出ている。

 米大手証券のストラテジストは、現在の米株式市場の上昇は、堅調な経済見通しを背景に、小型株など出遅れ銘柄にも波及し、さらに拡大する見込みだと指摘している。これまでの米国株上昇は限られた銘柄によるもので、S&P500の構成銘柄の中央値は、52週高値をなお11%下回っていると指摘。予想されるFRBの利下げと企業業績の回復が、小型株などへの上昇相場の広がりを後押しすると見ている。

 景気後退を回避したタイミングでFRBが利下げを行うと、通常S&P500はさらに上昇する。小型株で構成されるラッセル2000の最近の好調は、ローテーションの証だとも述べた。一方、短期的には小型株が好調を維持する余地はあるものの、この傾向が今後12カ月間も続くとは予想していないとも語った。

 通信ネットワークのエコスター<SATS>が大幅高。マスク氏率いるスターリンクのスペースXが、同社からワイヤレス周波数帯を購入するための最終段階の協議を進めていると伝わった。

 バイオテクノロジーのラポール・セラピューティクス<RAPP>が急騰。焦点発作の患者を対象とした「RAP-219」の臨床試験(第2aフェーズ)の結果を公表。主要評価項目(長時間発作)を高い統計的有意差で達成し、概ね良好に忍容性も確認されたとしている。

 ロビンフッド<HOOD>とアップロビン<APP>が上昇。先週末にS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが、最新の四半期リバランスで同社を算出銘柄に採用すると発表した。9月22日の取引開始前に実施される。

 クラウド・プラットフォーム開発のニュータニックス<NTNX>が上昇。先週末にS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが、最新の四半期リバランスで、同社をS&P400中型株指数の算出銘柄に採用すると発表した。9月22日の取引開始前に実施される。

 医療技術やウェアラブル技術のエンジニアリングサービスを手掛けるフォワード・インダストリーズ<FORD>が急騰。仮想通貨ソラナに焦点を当てたデジタル資産運用戦略における資金調達のために、16億5000万ドルの現金およびステーブルコインによるコミットメントを受けたと発表した。

 配車サービスのリフト<LYFT>が上昇。投資リサーチ会社のレポートが材料視されている。「同社には過小評価されている成長ドライバーがあり、業績予想を上回る可能性がある」と指摘した。

 衛星画像のプラネット・ラブス<PL>が決算を受け急伸。通期の売上高見通しを上方修正したほか、フリーキャッシュフロー(FCF)も2四半期連続で黒字を確保した。

 バイオ医薬品のダイアンサス・セラピューティクス<DNTH>が大幅高。臨床試験で統計的かつ臨床的に有意な改善を達成したと報告。

 eコマース事業者向け管理プラットフォームのエイトコ<OCTO>が3000%超の暴騰。最大2億5000万ドル規模のワールドコイン・トレジャリー戦略とアイブズ氏の会長就任を発表した。

エコスター<SATS> 80.63(+13.39 +19.91%)
ラポール<RAPP> 31.47(+17.11 +119.15%)
ロビンフッド<HOOD> 117.28(+16.03 +15.83%)
アップロビン<APP> 547.04(+56.80 +11.59%)
ニュータニックス<NTNX> 74.98(+5.06 +7.24%)
フォワード・インダストリーズ<FORD> 25.96(+9.61 +58.73%)
リフト<LYFT> 17.71(+1.05 +6.30%)
プラネット・ラブズ<PL> 9.66(+3.13 +47.93%)
ダイアンサス<DNTH> 31.80(+5.30 +20.00%)
エイトコ<OCTO> 45.08(+43.63 +3008.97%)

アップル<AAPL> 237.88(-1.81 -0.76%)
マイクロソフト<MSFT> 498.20(+3.20 +0.65%)
アマゾン<AMZN> 235.84(+3.51 +1.51%)
アルファベットC<GOOG> 234.16(-0.80 -0.34%)
アルファベットA<GOOGL> 234.04(-0.75 -0.32%)
テスラ<TSLA> 346.40(-4.44 -1.27%)
エヌビディア<NVDA> 168.31(+1.29 +0.77%)
メタ<META> 752.30(-0.15 -0.02%)
AMD<AMD> 151.41(+0.27 +0.18%)
イーライリリー<LLY> 738.64(+11.43 +1.57%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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