前日比横ばい、ウクライナ停戦期待と疑念が交錯=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=63.88(0.00 0.00%)
ウクライナ停戦期待が相場を圧迫した一方、停戦合意に向けた不透明感が相場を支え、売り買いが交錯した。早ければ来週にもロシアのプーチン大統領とトランプ米大統領の首脳会談が実現する見通しで、ロシア側の発表によると来週の会談開催を目指して、開催場所など具体的な調整が行われている反面、米国が欧州連合(EU)やロシアが納得する停戦条件を引き出せるのか不確実であるとみられている。
時間外取引で9月限は軟調に推移した後に買いが優勢になると、通常取引序盤には64.58ドルまで強含み。その後、売りが強まると62.77ドルまで下げ、6月以来の安値を更新したが、引けにかけては切り返した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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