アジア株 総じて下落、上海株は小反発
東京時間17:53現在
香港ハンセン指数 22941.77(-64.50 -0.28%)
中国上海総合指数 3324.21(+7.29 +0.22%)
台湾加権指数 22596.88(-159.37 -0.70%)
韓国総合株価指数 2528.92(-3.86 -0.15%)
豪ASX200指数 8198.06(-47.59 -0.58%)
インドSENSEX30種 72955.31(-130.63 -0.18%)
4日のアジア株は総じて下落。トランプ米大統領がメキシコやカナダへ25%関税を発動、対中関税を10%引き上げた。米中対立への警戒感などを背景にアジア株はおおむね売り優勢で推移した。上海株は小反発。香港株は反落したものの、安値からは下げ幅を縮小した。5日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)での政策期待などが下支え要因となった。
上海総合指数は小反発。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、航空機メーカーの中航沈飛、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技が売られた。
香港ハンセン指数は反落。宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、食品メーカーの康師傅控股(ティンイー)が買われる一方で、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)が売られた。
豪ASX200指数は反落。医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が買われる一方で、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、石油・ガス会社のサントス、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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