東京株式(前引け)=小幅反発、狭いレンジで方向感定まらず
17日前引けの日経平均株価は前営業日比15円44銭高の3万9164円87銭と小幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は9億4746万株、売買代金概算は2兆947億円。値上がり銘柄数は922、対して値下がり銘柄数は663、変わらずは53銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は朝方に日経平均がやや軟調なスタートとなった後、すぐにプラス圏に切り返したが、その後は再び下げに転じるなど狭いレンジで方向感の定まらない値動きとなった。足もと外国為替市場で1ドル=151円台後半までドル安・円高方向に振れ自動車株などに売りを誘発しているものの、全体相場への影響は限られている。決算発表を受けて好決算銘柄に買いが向かい、全体相場を支える格好となっている。値上がり銘柄数は全体の56%にとどまっているが、売買代金上位の銘柄に買いが目立つ。
個別では売買代金トップのフジクラ<5803>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが揃って上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクもしっかり。ユーグレナ<2931>が急騰、サンリオ<8136>、日本マイクロニクス<6871>がストップ高に買われたほか、キオクシアホールディングス<285A.T>も人気。ダイフク<6383>も値を飛ばした。半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が軟調、トヨタ自動車<7203>も下値を探った。リクルートホールディングス<6098>も安い。プラスアルファ・コンサルティング<4071>、メドレー<4480>、セグエグループ<3968>などが急落した。
出所:MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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