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【本日の見通し】関税の影響見極め、週末の米雇用統計にらみ、指標にも注目

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【本日の見通し】関税の影響見極め、週末の米雇用統計にらみ、指標にも注目
   
 カナダとメキシコへの25%関税及び中国への10%の追加関税の影響を見極めたいところ。トランプ大統領は米国東部時間4日午前0時発動でこれらの関税についての大統領令に署名。比較的ぎりぎりまで交渉の余地があるとの思惑が広がっていただけに、状況を確認したいとの思惑が広がる。
 合成麻薬フェンタニルの米国への流入の対抗措置としての関税発布(本来鎮痛剤として利用されるフェンタニルは中国産の原料をメキシコなどで生産され米国へ流入しているとみられる)だけに、両国の対応次第では一時停止などの状況が生じるだけに不透明感があるが、実際の関税対応はメキシコとカナダの経済にかなり深刻な影響を与える。カナダは報復関税を発表。メキシコも対抗措置を本日発表予定となっているが、両国の経済構造的にかなり厳しい。ドルカナダは先週末終値の1.4520台から1.4730台までドル高カナダ安が進んだ。
   
 週明けはリスク警戒が広がる展開。ユーロドルが先週末終値の1.0362から1.0230台まで一時急落している。リスク警戒のドル高円高がどこまで強まるかがポイントとなる。ドル円はドル高円高で影響がある程度抑えられる。今後の状況次第であるが、朝は円高が優勢。米物価高警戒がどこまで強まるかがポイントとなる。相当に不安定な動きになりそうで要警戒。
   
 指標としては午前0時の1月米ISM製造業景気指数が注目される。前回12月は市場予想を大きく超える49.3となり、昨年3月以来の高水準を示した。内訳のうち先行指標と呼ばれる新規受注が52.5と節目の50を超え、前回の50.4も超える強い数字となって全体を支えた。今回は予想は前回の49.3を超える50.0が見込まれている。予想通りしっかりと伸び、景気拡大・縮小の節目となる50を超えて来ると、ドル買いが強まる可能性がある。7日の米雇用統計を前に内訳のうち雇用部門の数字にも注意したい。前回は内訳5項目のうち唯一11月から低下して45.3と厳しい水準を示した。今回も弱い数字が出ると、雇用統計への警戒につながる。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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