反落、来年の米金融政策見通しは不透明=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=69.38(-0.64 -0.91%)
ニューヨーク原油の期近は反落。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、来年の利下げペースが鈍化する可能性が示唆されたことが重しとなった。米経済が堅調に推移するなか、米金融当局者は物価の上振れを警戒している。トランプ次期大統領の関税政策も物価を押し上げるリスクがあり、来年のインフレ見通しは不透明。
時間外取引で2月限は軟調に推移した後、通常取引開始を控えて買い戻しが優勢となった。通常取引序盤には70.58ドルまで強含み。ただ、プラス圏での推移は続かず売りに押されると、69.11ドルまで軟化した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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