反発、トランプ次期政権による制裁強化を警戒=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=72.36(+0.67 +0.93%)
ニューヨーク原油の当限は反発。米大統領選で勝利したトランプ前大統領が、イランやベネズエラに対して敵対的な政策をあらためて実行する可能性が意識されている。バイデン政権のもとで対イラン制裁は形骸化し、対ベネズエラ制裁は緩和されているが、両国に対する石油制裁の強化が警戒された。ハリケーン「ラファエル」が米メキシコ湾岸に接近していることから、日量30万バレル規模の減産が発生していることも支援要因。
時間外取引で12月限は70.66ドルまで軟化。ただ、通常取引開始後は買い戻しが優勢となり、72.88ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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